楽天カードはいわゆる楽天経済圏で生活しているとポイントがどんどん貯まります。貯まったポイントは色々と使うことができますが、どこで使うのが一番効率がいいのかお伝えします。
楽天市場で楽天ポイントを使うのが一番損
楽天市場でショッピングして貯めたポイントなので楽天市場で使っている人もいると思いますが、これが一番もったいない楽天ポイントの使い方です。
楽天市場などで商品を購入すると、最大で16％ものポイントが付与されますが、楽天ポイントで購入した場合はポイントがつきません。
10％ポイントが付く楽天の会員が10,000円の買い物をした場合、カードで支払えば1,000円のポイントが付きますが、ポイントで支払ってしまうとポイントは1円もつきません。
楽天証券で楽天ポイントを使うのはやや損
次に楽天証券で使う場合です。楽天証券で投資をするときにも楽天ポイントが使用できます。投資信託などで積み立てをする場合も毎回何ポイント使うかを設定することができます。
楽天証券では、楽天キャッシュで上限50,000円まで、楽天カードで上限50,000円まで投資をすることができます。獲得できるポイントは楽天キャッシュで投資した場合は0.5％、楽天カードの場合は、通常カードで0.5％、ゴールドカードで0.75％、プレミアムカードで1.0％となります。
プレミアムカード会員が100,000円運用したとした場合、50,000円分は楽天キャッシュでの支払いで0.5％のポイントがつくので250円、50,000円は楽天プレミアムカードでの支払いで1％のポイントが付くので500円、合計750円のポイントがつきますが、ポイントで支払ってしまうとポイントは1円もつきません。
ポイントを全く使わないとSPUがあがらない
楽天ではSPUというポイントアップの制度があるのですが、この条件に投資信託と米国株式投資で楽天ポイントを含む30,000円以上の投資をするとそれぞれ0.5％アップというのがあります。
たくさんポイントを使用してしまうと損してしまうことがあります。楽天証券ではあらかじめ楽天ポイントをどれくらい使うかを設定する必要があるので、設定で楽天ポイントを1ポイント使うとしておくのがおすすめです。
街で使うのはちょっと損
楽天ポイントで支払いができるお店も増えてきました。楽天ペイでの支払いなども便利ですね。楽天ペイでの支払いは、楽天カード払い、楽天キャッシュ払い、楽天ポイント払いから選ぶことができます。どの方法で支払っても1％のポイントが付きます。ポイントで支払ってもポイントが付くので損はないのですが、楽天カードを使ってチャージをするとさらに0.5％ポイントが貯まります。
楽天市場でショッピングして貯めたポイントを使う場合は1％しかポイントがつきませんが、カードでチャージして楽天ペイを使った場合は1.5％ポイントが付きますので、よりお得となります。
損をしない使い方１ 請求書払いで使う！
「ダメダメ言いやがって、じゃあ、楽天ポイントはどこで使えばいいんだ！」と怒られそうですが、楽天ポイントを使うのは、楽天カードを使って支払いをしても一番貯まるポイントが少ないところで使えばいいのです。
ひとつは、請求書払いです
楽天ペイで支払える公共料金はどんどん拡大しています。公共料金の支払いは楽天キャッシュを使用するのですが、楽天カードから楽天キャッシュへのチャージは0.5％。請求書払いではポイントはつかないので、請求書払いは0.5％しかポイントが貯まりません。楽天ポイントで支払うとポイントはつきませんが、そもそもポイントなどの対象になりにくい公共料金の支払いでも楽天ポイントを稼げるのはお得です。
公共料金を請求書払いにするには？
楽天市場でポイントで購入するとモノが残るので得した気分になりますが、実は損をしているかもしれません。請求書払いだと、モノが残らないのでつまらないですが、一番賢い使い方だと思います。税金、ガス、水道、電気、NHKなど引き落としになっている場合は、請求書払いへ手変更してもらう手続きをしましょう。お客様センターなどに電話すれば方法を教えてくれるのでその通り手続きをすればいいと思います。
損をしない使い方２ 楽天カードの支払いで使う！
楽天ポイントの損をしない使い方の二つ目は、楽天カードの支払いで使うことです。
毎月12日から24日くらいまで、楽天カードの支払いでポイントを使うかどうか申請することができます。ここでポイントを使用して支払うことにすると楽天カードの支払いに楽天ポイントを使用することができます。楽天ポイントで支払った分も、楽天カード払いのポイントの対象となるので、その分、もらえるポイントが減るということはありません。
まとめ
楽天ポイントを楽天市場で使ってしまっている人は損をしています！請求書払いや、カードの支払いで使用して、楽天ポイントのロスを防ぎましょう。
楽天ポイントを賢く使ってくださいね！