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35歳からの紫外線対策−始めるタイミングやどんな効果がある?

若い頃は紫外線なんて気にしなかった

若い頃は紫外線なんて気にもしていませんでしたという人、多いと思います。多少日焼けしていたほうが健康的に見えるし、若々しさも感じられます。ただ、35歳くらいを過ぎた頃から、肌のことを真剣に考え出すと、紫外線対策は真剣に取り組むべき課題になってきます。

紫外線はシミやそばかすなどの原因になるとされています。いつまでも美しい肌でいるためには紫外線対策にもしっかりと組んでいくといいでしょう。

そこで、みなさんの紫外線対策を聞いてみました。いつ頃から始めたのか、どんなことをしているのか、その効果など伺っていますので、参考にしてください。

紫外線対策、みんなはどうしてる?

Aさんの紫外線対策

紫外線対策を始めるようになったきっかけは?

中学生の頃はあまり気にしておらず、周りが体育の授業の前に日焼け止めクリームを塗るから自分も塗る、と言う感じでした。若いうちは特に日焼けしてもすぐに戻ったので、あまり気にする必要もなかったというところです。

怖い!と思ったのは、17歳の時に1年間アメリカに交換留学に行った時です。カリフォルニアにいたので基本的にサンダルだったのですが、長い時間をかけて焼いてしまったサンダル跡がなかなか消えなくて、6月に日本に戻ったのに冬まで跡が残ったんです。顔ももしこれだけ焼けたらどうしよう!と恐怖に感じるようになり、特にそれ以降は注意するようになりました。

紫外線対策を始める時期やタイミングを教えて下さい

本当は紫外線対策は1年中するべきと言いますが、私はUVカット成分の入ったファンデーションで化粧をするので冬はあまり気にしていません。ただ、太陽の光が眩しいなと感じ始める6月頃に日焼け止めを使い始めるようにしています。

どのような対策をしますか?

日焼け止めクリームが主です。私はリキッドタイプのファンデーションを使っているので、日焼け止めクリームとファンデーションを手のひらで混ぜ、それを顔に塗ります。本当は混ぜない方が良いという人もいるようですが、私の場合はこれで化粧崩れも防げると感じているので、ファンデーションと日焼け止めクリームのミックスは既に定番です。日焼け止めクリームが多すぎると顔がテカるので、そこだけ気を付けています。特に化粧直しも日焼け止めクリームを塗りなおすこともありませんが、基本的にSPF50の日焼け止めクリームを使います。近年はもっと数値の高いものも出ているようですが、あまりに数値が高いと肌への影響が不安なので、最高でも50に留めています。

また、ただ買い物に出かけるだけなどの時は化粧をせずに日焼け止めクリームだけ塗りますが、日焼け止めクリームだけであってもシャワーを浴びる時には必ず化粧落としを使って顔を洗います。お湯で落ちる日焼け止めクリームなどもありますが、成分が万が一顔に残ってしまったら元も子もありません。化粧水はビタミンC配合のものを使うようにして、食事にも野菜や果物を積極的に取り入れるようにしています。

どんな効果がありますか?

まだシミに悩まされたことはありませんが、肌がきれいだねと言われることは多いです。特にビタミンCを摂取するように気を付けてからはニキビも減りました。また、日焼けしないから色が白いねと言われることもあります。決して色白が良いというわけではありませんが、日焼けしていない色が本来の色ならばその本来の色を維持できるのは嬉しいです。

Mさんの紫外線対策

紫外線対策を始めるようになったきっかけは?

私が紫外線対策を始めるようになったきっかけは顔にシミが出来てしまったからです。若い頃から肌が綺麗と言われ尚かつ化粧も好きではなかったので40歳くらいまでスッピンでした。でもそれで過ごせるほど紫外線は甘くありませんでした。

ある時会社の同僚に「ここの所シミが出来てるよ。気をつけないとダメだよ」と指摘され慌てました。鏡を見ると左頬に1センチ四方もあるようなシミが2個も出来ていたんです。他にも小さいけれど放っとくと大きくなるかなあ?というシミがいくつもあるではありませんか。毎日鏡は見ていたはずなのに正面から見ると頬のくぼんだ所に出来ていて影と同化して気が付かなかったようです。

多分40歳を少し過ぎた頃でした。それでさすがに何かしなくちゃと思いました。とりあえずシミといえば紫外線なので紫外線対策をすることを決意しました。

紫外線対策を始める時期やタイミングを教えて下さい

毎年紫外線対策をする時期は春先の日差しが強くなってきたタイミングです。もちろん一年を通して顔に紫外線カット効果のあるBBクリームを塗っています。冬場はそれで大丈夫だと思いますが春の特に五月あたりは紫外線がもっとも強くなる時期だと聞いているのでその時期から秋頃まではより気をつけて対策をしています。

どのような対策をしますか?

まずスッピンを止めて紫外線カット効果のあるBBクリームを顔に塗ることから始めました。BBクリームは以前から使っていて(出かける時だけですが)ファンデーションよりも肌に負担がなく化粧下地から保湿、薄化粧までが一本で済むという所が気に入っていました。これで出来てしまったシミも多少は目立たなくなりますし、尚かつ紫外線カットも期待できます。腕には紫外線防止スプレーをふりかけます。乳液タイプで手で塗るものもありますが私にはスプレータイプがサッと塗れて使いやすいです。

車に乗るときは紫外線カットのために腕カバーをすることもあります。車の運転中は右腕に日が当たりっぱなしになりスプレーをしていても不安になるからです。時間がある時には首やデコルテのあたりにもスプレーしますね。普段ズボンばかりなので足はそれほど気を使っていません。その上で外を歩く時は日傘を差します。

旅行などで日傘が荷物になる時は綿素材のストールを持っていきます。頭からスッポリ被って日傘代わりにしています。

どんな効果がありますか?

紫外線対策をすることでシミが増えることはなくなったと思います。ただ出来てしまったシミはなかなか消えないものです。多少薄くなったという程度です。紫外線はシミだけではなくシワの原因にもなると色々調べて分かりました。幸い40歳くらいから対策していたお陰でシワのほうはそこまでひどくありません。

シミはあるものの肌の色は白いです。「色白は七難隠す」と言いますからシミも隠してもらってパッと見でも良く見られればうれしいですね。

Sさんの紫外線対策

紫外線対策を始めるようになったきっかけは?

学生時代は運動部、夏は親戚の経営するマリンスポーツのスクールでウインドサーフィンをしていて、地黒の上に日やけがプラスされ、いつも浅黒く、自分でもその肌質を気に入っていました。しみやそばかすも出来たことが無く、お手入れ不要。朝は化粧水とBBクリームのみで、就寝前は化粧水とニベアだけの生活でした。二十歳を過ぎてからも、通勤で外を歩いていただけなのに、社長から「旅行行きました?」と聞かれるほど地黒。すぐに日焼けします。しかし、いい感じに焼けるので、私にはこれくらいのケアがむしろ丁度いいのでは、と思っていました。

しかし35歳を超え妊婦になった時、ホルモンバランスがくずれたのか、首だけがやたら日に焼けてしまったり、地黒の上にさらにシミができてしまいました。また若いころ焼け過ぎて赤くなったことが一度あるのですが、10年の時を経て、その部分だけに集中してほくろが大量発生。紫外線って本当はすごく怖いんだ!と感じたことが紫外線対策のきっかけです。またいます。

紫外線対策を始める時期やタイミングを教えて下さい

数年前は正直、7月くらいから始めていました。テレビで「5月から紫外線は強くなりますよ」と聞いても、新しい化粧品を買いに行くのが億劫で、結局7月位になってしまっていました。でも最近は私のほくろ同様に、顔に大きなしみが出来る友人が増え、恐怖に感じて、4月から日焼け止めやSPFの高いファンデーションを使っています。

どのような対策をしますか?

UVカットのクリーム、下地、ファンデーションはもちろんですが、時間の経過と共に効果ぎ薄れることを知り、ミストスプレーでのケアをプラス。出勤後に、お昼休みにサッと吹きかけてても重たくならないので、不快感がないぶん続けられています。

それから、意外と紫外線の影響を受けているのが、手の甲と聞いてから、UV効果のあるボディークリームを手の甲に塗っています。手の甲はオフィスの蛍光灯の光を受け日焼けしやすいそうです。そういえばお年寄りの手の甲にしみをよく見かけるな、と思ってこちらは特に気をつけています。

どんな効果がありますか?

私の頬には一部分、日焼けしない場所があり、冬場は見えないのですが、夏になると逆に白くなってしまうところがあって、逆に黒くコンシーラを塗っていたのですが、日焼けをしなくなってからはこれが必要なくなりました。必要なくなったこと、イコール日焼けしていない、という自分のバロメーターにもなり、励みになっています。日焼けはシミだけではなく、お肌の老化にもつながりますが、しっかり保湿してしっかり予防することで、夏の小じわが減りました。

手の甲も以前よりも白くなったので、これまでゴールドのアクセサリーしか似合わなかったのですが、ピンクゴールドやシルバーの色味も似合うようになりました。

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