ライフスタイル・生活

みんなのキャンプの楽しみ方。大事なのは事前の準備!

皆さんのキャンプの体験談

バーバキューでの体験談を3名の方から伺いました。日常とは違う体験を楽しんだり、大変な目にあったり、いろいろな話を聞くことができました。どなたも共通していたのは、楽しそうだな〜ということ。お子様のいる人はお子様にとっても貴重な体験になっているようです。

あとは、食事が美味しいですよね。ただのカレーでも美味しい!ベテランになってくると凝った料理を作ったりして楽しむことができるのもキャンプの醍醐味です。昼間からお酒を嗜んだりするのもいいですよね。

キャンプは行き当たりばったりでももちろん楽しいですが、事前に準備をして何を楽しむか決めていくとより深く楽しめます。何もしないにしても、何もしないことを決めておいたりすることだ大事だったりします。

みなさんがどんな準備をしたのかもしっかり聞いたので是非参考にしてください!

Rさんのキャンプ体験

どこのキャンプ場に行きましたか?具体的な場所の名前を教えて下さい。

篠沢大滝キャンプ場(山梨県)

特別に準備していったことはありますか?

家族で初めて行うキャンプでしたので、キャンプ用品はほぼ持ち合わせていませんでした。なので予算の上限もありますから、今季購入するもの、来季購入するものに分けて、買い揃えることにしました。

用意したものは、タープ、バーベキューコンロ、食卓&イスのセット、寝袋、大型ランタンなどです。

テントは子供が小さくまだ手がかかった為、組み立てる時間が惜しかったので購入を見送り、キャンプ場に設置してあるバンガローに宿泊しました。キャンプ場に沿うように川が流れていましたから、その川で遊べるように、浮き輪やミニボード、川沿いを歩く際に転ばぬよう、川遊び専用のサンダルを大人、子供とも用意しました。

またこれらキャンプグッズを積み込む為の大きな車を、レンタルで用意しました。

キャンプ場でどんなことをしましたか?

キャンプ設営、ご飯作り、川遊び、虫取り、花火、星空鑑賞です。

ご飯作りは、出発前日に食材を購入していましたので、ある程度は自宅で材料をカットして持ち込み、現地では焼く、煮るなどの調理を行いました。メニューは一日目夕方はBBQとカレーライス、二日目朝はおにぎりにスープ、昼に焼きそばを用意しました。年長の息子にも調理を手伝ってもらい、息子にとっては貴重な体験になったと思います。

川遊びでは、ミニボードを使って川下りをしたり、単に涼んだり、思い思いに遊びました。花火は、夕食後キャンプ場に宿泊する人々が広場に集まり、手持ち花火を楽しんでいました。キャンプ場近隣は街灯もほとんどない為、星空の鑑賞には絶好の場で、普段見ることが出来ない等星の星々まで肉眼で見ることが出来、幻想的でした。

思い出に残っている出来事は?

二日目の早朝、キャンプ場の木々にカブトムシやクワガタムシが集まり、捕まえることが出来ると聞いていたので、主人と息子が朝早く起きて採りに出かけました。すると運良く、カブトムシ2匹、クワガタムシ1匹をゲットすることに成功!他の宿泊する子供達も見に集まり、息子は鼻高々、大変喜んでいました。

朝食を食べ終え、帰宅する前にもうひと泳ぎと川に遊びに出かけ、戻ってくると、クワガタムシだけ虫かごからいなくなっていたのです。虫かごはきちんと閉めて出かけ、一緒に入れていたカブトムシ達はちゃんと残っていました。そういえば一組の親子が、執拗に私達のバンガロー周辺をウロウロしていたな…。真相は明らかではありませんが、息子は大号泣、私達はなだめるのに必死で、大変困ったことを印象深く覚えています。

Nさんのキャンプ体験

どこのキャンプ場に行きましたか?具体的な場所の名前を教えて下さい。

宝台樹キャンプ場へ行きました。場所は群馬県利根郡水上町です。

特別に準備していったことはありますか?

テントやタープ、ベンチ、コンロ、ランタン、炭、食材(カレー粉と具材、お米、お菓子、飲み物)など一通りのキャンプ道具とBBQやカレーを作るための食材を用意しました。

キャンプ場でどんなことをしましたか?

フリーサイトの利用をしたので、まず最初は場所取りから。出来るだけ平坦で木々に囲まれた涼しい場所を選びました。続いて決まった場所でテントとタープの組み立て。男手を中心に8人用のテントを組み立ててそれに沿うようにタープ、テーブルベンチ、コンロなどの設置をし場所のレイアウトが完成。みんなでコーディネーターになったつもりで日当たりや景観、利便性などをを相談して大工さんのように金槌で杭を打ったりして汗を流しました。

次に食事(昼食BBQ)の準備。食材の仕込み係と火起こし組に別れてそれぞれ作業開始。仕込み係は玉ねぎやピーマンなどの野菜、キノコ類などを洗って皮むきや串に刺したりお肉を捌いたりして焼く準備を。火起こし係は蒔木やすみを燃やして火を起こしました。準備ができたらBBQを開始!ビールを片手にお肉や焼きそばなどを堪能。

陽が暮れるのに合わせてカレーの準備を開始。BBQの仕込みの際に一緒に用意していた野菜やお肉と飯盒で炊いたご飯、グツツグツ煮込んだカレーを作って夕食。満点の星空を眺めならカレーを食べました。

夕食が終わったら後片付けをしたら近くの温泉施設へ。戻ってきたらお酒を交えながらトランプやウノなどのゲームをしたり近況を語り合ったりして夜を満喫。一晩を明かし翌日は朝はコーヒーと目玉焼きやソーセージで朝食をとりそれからテントなどの方付けをして地元の東京へ帰りました。

思い出に残っている出来事は?

夜中、みんなが寝静まる頃急に天気が大荒れになりテントや外のタープがビショビショになりみんなで飛び起きて荷物や朝用の食材が濡れないように雨の避難がテンヤワンヤでした。タープが突風で飛ばされそうになったりテントの上に水たまりが出来てびしょ濡れになりながら水抜きしたりで大変でした。結局陽が昇る頃まで雨が止まずテントの雨養生が終わるとみんなで開き直って寝ちゃいました。朝になり目が醒めるともう雨は止み快晴でした。

ビショビショになってひっくり返っている外の器具やベンチなどは散々でしたが、メンバーみんなで必死になって何かをしたのも学生以来だったのでいい思い出になりました

あと、夜カレーを食べてる時にイノシシに出くわしました。遠くから視線を感じたので襲われないようにみんなでやたらはしゃいで難を逃れました。

Hさんのキャンプ体験

どこのキャンプ場に行きましたか?具体的な場所の名前を教えて下さい。

宮崎県小林市ひなもりオートキャンプ場

特別に準備していったことはありますか?

幼い子ども3人連れだったので、子どもが快適に過ごせるよう、寝袋だけではなくセミダブルのエアーベッドと布団と毛布も持って行きました。それまでに数回車中泊で使用したものですが、子どもたちも熟睡していました。エアーベッドに入りきらない私たち両親は隣に寝袋で就寝しました。

キャンプ場で幼いこどもを見ながらの料理の準備は大変そうだと思ったので、その日の夜のバーベキューの材料は、すべて下ごしらえを済ませてから持って行きました。具体的には、野菜と肉を鉄串に刺したもの、漬け込んでおいたスペアリブ、きのこのホイル包みとジャガイモやサツマイモをホイルで包んだものです。またトマトやチーズなどの前菜やお酒のおつまみになりそうなもの、子ども用のデザートにマシュマロなども持って行きました。

また、朝から火を起こすのは大変だと思ったので、ガスコンロとガスボンベも持って行きました。朝にコーヒーやスープを飲み、卵料理等、普段の生活と変わらない朝食を準備することができたのでとても良かったです。

キャンプ場でどんなことをしましたか?

お昼過ぎに到着したのですが、初めてのテントの組み立てで大分てこづり、隣の人に教えてもらいながらなんとか組み立てました。その間子どもたちは、一緒に行った従兄弟たちと、周りで枝を拾ったり虫を追いかけたりしていました。

夜は姉家族が泊まっていたバンガローの方で火を起こして、バーベキューをしました。前日から仕込んでいたスペアリブや野菜をたっぷり平らげ、シャワーを浴び、その日は就寝しました。

翌日は朝早く目が覚めたので、キャンプ場内を散歩して、朝食の後テントをたたんで子どもを少し遊具で遊ばせてから帰路につきました。

思い出に残っている出来事は?

姉家族や私の母、そして自分の家族と、みんなでワイワイバーベキューをしたことがとても良い思い出です。子どもたちもとても楽しかったようで、何度もまた行きたいと催促されるので、それからも数回キャンプに出かけています。

テントを組み立てるのがあまりにも下手で、お隣の方が思わず手を貸してくださった感じでとっても恥ずかしかったですが、お話をしたりお礼にお肉を持って行ったり、少し交流ができたので、今となってはそれも良い思い出です。

夜は団体で来ていた家族連れの声が遅くまで響いていたり、どこからかいびきも聞こえてくるのでうるさくてなかなか寝付けず、翌日はきつかったです。中央の広いサイト内に泊まったのですが、次回からはきちんと区画が分かれているサイトに泊まろう、と学習しました。

とても印象に残っているのは、お向かいのテントがとても可愛く、しかもお母さんが一人で子どもたちを連れてきて、ささっとテントを組み立て、おしゃれキャンプをゆったり楽しんでいたことです。とても慣れていて、子どもたちも興奮しすぎることなく穏やかに過ごしているのを目の当たりにして、いつかああ慣れたらなぁと憧れすら感じました。まだまだ初心者ですが、キャンプの楽しみ方は無限だと感じています。

初めてのキャンプは準備が大事!

初めてのキャンプの場合、できるだけちゃんと準備をして行くようにしましょう。のんびりするのであればタープ、テーブル、チェアーなどはあったほうがいいです。あと、夏でも夜は冷えることがあるので、長袖や羽織れるものなどで防寒対策はきちんとしましょう。

キャンプはしっかり準備したつもりでも、必ず何か足りません。でもそれがいいと思います。何か足りない中でみんなで知恵を出して、工夫して楽しむのがキャンプだと思います。

キャンプ場によってはすでに準備を整えてくれているところもありますが、全部を頼るよりかは自分たちのオリジナリティーを少しでも出せるとより楽しめるのではないでしょうか。

食事を楽しむ

工夫しがいのあるところは食事です。ただカレーを作るだけでももちろん楽しいですが、チーズファンデュに挑戦してみたり、パエリアを作ってみたり、燻製をやってみたりするのも楽しいです。こうした準備は現地に行ってからはできないので、事前の準備が大事になります。ダッチオーブンなどがあるとレシピの幅が広がります。次は何を作ろうかとか考えるだけでも楽しくなっちゃいます。

意外と人気が出る食べ物としては、浅漬などのさっぱりしたものです。きゅうりや大根などを眺めのスティック状にカットして、出発前日に漬けておきます。長めのスティックにしておくと、当日のお昼には美味しい状態になっていて、直接手で持って食べられちゃうので、みんなから好評です。

あとは、自然の中で、走り回ったり、のんびりしたり、思い思いの生活をして楽しみましょう!

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