ライフスタイル・生活

浴室リフォームってどこに頼む?みんなの事例を紹介

意外とどうすればいいのかわからい浴室リフォームの頼み方

築15年〜20年も経てば、リフォームを考える人も多いでしょう。リフォームと言えば、内装全体、キッチン、バス、トイレといったところですが、今回はバス=浴室のリフォームをした人の声を集めてみました。

リフォームってそんなにしょっちゅうあるわけではないので、したいなーと思っても、どうしていいのかよくわかりません。ネットで「浴室リフォーム」と検索すると、たくさん広告が出てきますが、結局工事の代金がいくらになるかはよくわかりません。

では、どうするかというと、見積もりを取りに来てもらうしかありません。何社かに見積もりに来てもらい、値段や対応などを見てどこに頼むか決めるのです。

浴室のリフォームは数十万円と高額になることが多いので、人からの紹介だけで決めてしまったり、ネットの価格だけで決めてしまうのはおすすめしません。必ず、数社から見積もりを取りましょう。

見積もりを取るのは気が引けるという人もいるようですが、相手の業者さんは、こっちが相見積を取っている前提でいます。僕もリフォームをお願いした時に幾つかの会社に見積をお願いしましたが、幾つかの業者さんには「相見積を取ってると思いますが、他の業者さんはどんな感じですか?」って普通に聞かれました。探りを入れているってことも考えられますが、何社か来て貰っていると言っても損をすることはないと思います。

見積もりを選ぶ業者の選び方

僕の場合は、つてなどがまったくなかったので、インターネットで調べて5社に連絡を取りました。それとは別に一括見積もりサイトにも登録しました。

あまりおすすめしない一括見積もり

結果から言うと、一括見積もりサイトはあまりおすすめしません。施主と業者の間に一括見積もりサイトが入るので、やり取りが面倒ですし、仮に決まった場合を考えると、業者から一括見積もりサイトに謝礼の支払いがあるはずで、その費用は施工費に乗ってくるはずです。つまりその分、価格が高くなると思います。

どんな業者さんが来るかわからないから、間に1社入ったほうがいいという人もいるかもしれませんが、直接見積もりを依頼して、来てくれた業者さんもいい人ばかりでした。だったら、直で依頼して見積もりに来てもらったほうがいいでしょう。

下で紹介するKさんのように面倒になってハウスメーカーに一括で頼んでもいいんじゃないかという意見もあります。懐に余裕があれば、それでもいいと思います。ハウスメーカーは大きな企業が多いので、任せてしまえばいいものを作ってくれるとも思います。ただ、コストを抑えるのであれば、見積もりを取るほうがいいですよ。

見積もりに来てもらう業者の選び方

ホームページの印象や参考で出している価格などから、気になったところをピックアップして、とりあえず5社にお願いしました。見積もりに来てもらうときにはこちらの希望を伝えなければならないので、事前に多少勉強しておくことをおすすめします。

見積もりに来て貰う前に

見積もりに来て貰う前に浴室をどうしたいかはある程度検討しておきます。僕らがしておいたことをまとめておきます。

  • ユニットバスのサイズアップ
  • 浴室乾燥機
  • 冷めにくい浴槽
  • 掃除しやすいもの
  • 値段の安いもの

業者を選んだ決めて

築20年とか経っている場合のマンションのユニットバスはサイズアップできる可能性があります。ひとつ大きいサイズのユニットバスが入るのです。僕らの場合は、これができるかどうかに重きを置きました。

5社来てらったのですが、できると言ってくれたのは1社だけでした。工事費用などは、最安値の業者さんではなかったのですが、結果として、その1社にお願いをすることになりました。見積もりを出すときも色々きちんと見てくれたので、好感度が高かったのも決め手です。

色などはショールームへ

メーカーはリクシルにしました。色などはリクシルのショールームで確認しました。施工業者さんがリクシルに予約を入れてくれて、担当者を付けて、リクシルのショールームで説明を受けました。その場で決まったものをリクシルで見積もりを作ってくれて、それが施工業者に直接行くので、安心して任せられます。

ショールームへはできる限り行ったほうがいいです。写真ではわからないことがたくさんあります。実物を目で見て、メーカーの説明を決めて決めましょう。そのほうが、納得のいく工事になるはずです。

浴室リフォームをどうしたか?みんなの事例

Sさんの浴室リフォーム

お風呂をリフォームすることになった経緯

一軒家に住むこと40年以上、息子の勤務地の近くに移住することになり、中古マンションを購入。快適な環境の新生活を夢見ていたのに、18年の中古のため風呂場が最新式ではなかった。

一軒家では、タイル張りの広い風呂場で風呂桶も深く大きく作ってあったので、歳を重ねた私たちには「寒いし」「広すぎるし」「風呂が深すぎてまたぐのが怖いし」と言う不満ばかり。新しいマンションでは、風呂場に入るのにまたぐ必要の無い「バリアフリー」が希望だったのです。

業者を選んだ方法、発注の決め手になったこと

住み替えのために選んだ不動産屋の担当さんが、とても気持ちの良い細かなことまで気のつく人で、なんでも相談すると、最適な条件で紹介してくれていました。

紹介してもらった業者と言うか担当さんも若くてはっきり良し悪しを説明してくれたので、安心感が感じられました。お金を掛けるべき場所と、平均的なリフォームでよい所とを、きちんと知らせてくれた点が安心できると思ったからです。風呂場のひとつひとつについて、細かく確認しながら、カラーやバスなどを決めていきました。

リフォーム工事の進捗や結果はどうでしたか?

ガス工事との関係も、冬場に入るために混んでいてのですが、ガス会社と話し合いで早めの設定をお願いしてくれたようです。
期日どおりに仕上げてくれました。特筆すべきなのは、風呂場と洗面所との段差でした。

技術的なこと、水周りの設定上のことで、バリアフリーにする・段差をなくすことは難しいと説明を受けていたのですが、段差は全くなくして仕上げてくれました。全体のカラーの配色も、バスの深さや入り易さも問題なく、希望通りにできあがって居ました。

これからお風呂のリフォームをしようとする人へのアドバイス

家族構成もありますが、長く住む内に加齢はそれぞれ進むのですから、「つまずく段差の無い」「つかまる安定した棒がある」「バスに入り易い」「滑りにくい」はとても大切だと思います。安全なお風呂場は、老若男女を問わず大切でしょう。

Kさんの浴室リフォーム

お風呂をリフォームすることになった経緯

私がお風呂をリフォームしたいと思ったのは、まず滑りやすいタイルであったということです。そのため、滑って怪我をしては大変と思うようになりました。若い時には、そんなことを思わずにお風呂をつくりました。その時は、タイルに憧れているところがあったのです。

しかし、年を取ってくると安全に入浴出来ることが一番であると思うようになったのです。そのため、ユニットバスなら滑ることなく入ることが出来ると感じます。そして自宅をリフォームする時期でもあったので、その時にお風呂もリフォームしたいという気持ちになりました。そのことは、家族全員が感じていたことだったのです。そのため、お風呂をユニットバスにリフォームをすることを決断しました。

業者を選んだ方法、発注の決め手になったこと

業者に依頼をしようと思った時、自宅をたててくれた、ハウスメーカーに最終的に依頼をすることにしました。

その前は、色々とコスト面など考えた時、出来るだけ安く行ってもらえるところがいいと思ったりもしたのです。そしてたくさんのリフォーム会社を調べてみました。

しかし、そのことを繰り返しているうちに、別のところに依頼をすることが面倒となってきたのです。一つにハウスメーカーに依頼をすることによって、すっきりと決めることができます。また工期についても、こちらは把握をしやすいので、同じところに依頼をすることになったのです。そしてそのことは、良かったと思っています。

リフォーム工事の進捗や結果はどうでしたか?

リフォームは、早く終了させることができました。お風呂に入れないと、とても困ります。その点、ユニットバスが、直ぐに入ることができたので、その点でもとても満足しています。一番満足しているのは、やっぱり暖かいということですね。

リフォームをした時期が冬だったので、その時にタイルのお風呂との違いをはっきりと知ることができました。当然滑ることも防ぐことができたので、その点でもとても満足しています。やっぱりきれいになったお風呂は、最高の気分で入浴をすることができます。早く帰宅してお風呂に入りたいと、そんな気分になっているので、リフォームをしたことはとても良かったと感じます。

これからお風呂のリフォームをしようとする人へのアドバイス

お風呂は、リラックス出来る、とても大切な場所です。もしも今、お風呂場に対して不満を抱えている場合は、すぐにでもリフォームをすることをおすすめします。

安全に楽しく入浴出来ることは、この上ない至福の時間と感じることができます。もしも予算の関係などで悩んでいる時は、リフォーム会社に相談をすると、とてもよく相談に乗ってもらうことができます。相談をするだけでもいいので、無料で依頼をして夢を語ってみることをおすすめします。

Tさんの浴室リフォーム

お風呂をリフォームすることになった経緯

築20年の中古住宅を購入した我が家は、湿式のタイル張りの昔ながらのお風呂を使っていました。築年数が長かったので、いろいろと手を入れながらの生活でしたので、もちろんお風呂も新しくしたかったのですが、キッチンやリビングなどあまりにも酷くリフォームを優先しなければならない部屋もあり、お風呂は何とか使えることができていたので、優先順位として後回しになっていました。

ただタイル張りだと寒く冷たい、温まりにくいという不満があったので、きっかけがあればぜひリフォームをしたいと思っていたところ、ある日床のタイルが抜け落ちてしまい、使用不可能となってしまったのです。もう待ったなしでリフォームすることになりました。

業者を選んだ方法、発注の決め手になったこと

お風呂が使えなくなったので、慌てて業者に連絡をしようとしたのですが、購入した不動産会社はリフォームには力を入れていないらしく、連絡を入れてもあまり意欲が無さそう。

なのでいくつか見積もりをとって、その中から選ぼうと妻と相談したのです。普段出入りしているガス会社と、毎週チラシが入るリフォーム店、そして大手家電販売店に併設されていたリフォーム部門に、それぞれ事情を話し、見積もりを取ってもらうことにしたのです。

各社営業担当が来て、現場を見てくれたのですが、唯一家電販売店の人だけが床下までもぐりこみ、スコープのような特殊機械で床の下の奥まで除いて画像を確認し、現状を細かく分析してくれたので、信頼がおけるということでそこに決めました。

リフォーム工事の進捗や結果はどうでしたか?

発注してから、実際の工事が始まるまで一週間、工事が始まってお風呂が使えないのも一週間で、工事自体はアッという間に終わりました。毎日職人さんも丁寧に仕事をしていただき、営業担当も顔を出して工事の進捗を説明してくれるなど、とてもわかりやすく親切に対応してくれました。

仕上がりにも満足できるもので、事前に説明を受けていた商品通りでしたし、とてもよかったです。こんなことならもっと早くリフォームしておけばよかったと、後悔したくらいです。

これからお風呂のリフォームをしようとする人へのアドバイス

水回りの大切なところですが、リフォームして最新のユニットバスにすると、本当によくなります。もちろん安くはないですが、思っていた以上に高くなく、工事の期間も一週間くらいでお風呂が使えない日数も長くないので、思い切ってリフォームをお勧めします。

あと商品を選ぶには、ぜひショールームに行くこと。カタログでみる商品と、実際に見て、触れるのでは、感じ方も異なります。やり替えや交換が難しいものなので、ショールームで確認することをお勧めします。

浴室リフォームの事例から

今回お話を聞けた方はどなたもリフォームをしてよかったと思っていらっしゃるようです。10年前の浴室と今の浴室を比較すると全然技術が違うわけで、工事がうまく行ったのであれば、そりゃ満足度も高くなるでしょう。

お風呂は1日の疲れを取る場でもあります。快適な浴室ライフを送るために、浴室リフォームを検討している人はぜひ当記事を参考にリフォームを検討してみてください。

-ライフスタイル・生活