ライフスタイル・生活

これだけは押さえておきたい!一人暮らしの必需品と必要な手続き

人ぞれぞれの一人暮らし

進学や就職、転勤などをきっかけに一人暮らしは始まります。希望して一人暮らしが始まる人もいれば、仕方なく一人暮らしが始まる人もいると思います。駐車場が必要な人、ペットを連れて一人暮らしをする人、ライフスタイルも様々です。

いずれにしろ、一人暮らしが始まれば、必要な手続きがあるし、買い揃えなければならないものが出てきます。そこで、初めて一人暮らしをする人に、一人暮らしをする上で必要な手続きや必需品などをまとめました。

一人暮らしの必需品

一人暮らしをする際には生活用品を色々買い揃えることになります。まず、絶対に必要なものは寝具です。ベッドで寝るにしろ、敷き布団を敷いて寝るにしろ、やっぱり布団の上で寝たいですよね。なので、布団は必須です。

寝具の他に必要になってくるものは家電でしょう。

優先順位が高いのは冷蔵庫です。食料を保管したり、飲料を冷やしたりすることは誰にでもあるでしょう。冷蔵庫がなければ、食べ物が腐ってしまったり、冷たい飲み物を飲んだりすることができません。

後は人それぞれです。

自炊して節約生活をするのであれば、キッチン用品が一通り必要になりますが、自炊はしないけど、お茶やコーヒを飲んだり、カップラーメンを食べたりするということであれば、電子レンジやケトルが必需品となります。

以前はテレビも必需品とされていましたが、最近はテレビよりもパソコンやインターネット環境が整っていることが重要と考える人も多いようです。

また、女性だと厚手の遮光性の高いカーテンがあったほうがいいという声もありました。

これが絶対に必要というものは少なく、ライフスタイルに合わせて後から買い揃えると考える人も多いようです。必要になったらすぐに買うことができる時代ですので、何かがなくても、それほど困ることはありません。

一人暮らしをした際に必要な手続き

住民票を移す

大学生などで実家に住民票を残すという人もいるようですが、基本的には住民票を移すことになります。以前に住んでいた住所地で転出届を出し、引っ越した先で転入届を出します。

引越が完了してから以前に住んでいた住所地へ転出届を出すのは面倒なので、引越し前に転出の手続きをしてしまうことをおすすめします。転入届は引越が完了してから提出すればいいでしょう。こちらは問題ないはずです。

住民票を移しておかないと、銀行口座の開設やクレジットカードの作成などで不便なことがあります。国や自治体の統計上も影響があるので、きちんと手続きをしましょう。

ガス・水道・電気を使えるように

ガス・水道・電気などは電話で手続きが可能です。事前に引っ越しの日を伝えておけば、引越し当日に担当者が来て、使用できるように手続きをしてくれます。

免許証の裏書き

自動車免許を持っている人は自動車免許の裏書きをして貰う必要があります。手続きをしなくても免許証は有効ですが、免許証は身分証明書としても使うことが多く、その際に住所が違うと有効なものとして判断されないことがあります。きちんと手続きをしていきましょう。

免許証の裏書きは管轄の警察署か運転免許センターで行います。警察署は土日祝日は手続きできないことがありますが、免許センターは受け付けていることがあるので、事前に確認をするといいでしょう。

その他にも・・・

NHKの手続き、パスポート、金融機関への手続き、郵便局への連絡、クレジット会社、生命保険・自動車保険などの保険会社への連絡などなど。様々な機関への手続きが必要です。思いつくことから手続きしていくといいでしょう。

一人暮らしの先輩の体験談

一人暮らしの先輩に一人暮らしをすることになった経緯や一人暮らしの必需品、これから一人暮らしをする人へのアドバイスなどを伺いました。これから一人暮らしをする人にとって参考になると思います。

ペットを連れて一人暮らしを始めたEさん

初めて一人暮らしをすることになった経緯

それまで実家で暮らしていたのですが、転職を機に県外に出ることになり、24歳で初めて一人暮らしすることになりました。

一人暮らしをする物件を選んだ経緯(ここが良かった、ここがダメだった、こうすればよかったなど)

実家で飼っていた猫を一緒に連れていきたかったので、猫が飼える物件を第一優先で考えましたが物件数が少なかったです。部屋を探す時間に余裕がなかったので、猫が飼える条件のマンションを不動産屋の方が見つけてくれた時に周辺の環境やマンションの設備面のことをあまり考慮せずに契約をしてしまいました。契約したマンションは築年数が古く、オートロックもなく女性の一人暮らしにしては防犯面では不安なところがありました。周辺の環境についても最寄の駅まで徒歩20分程かかってしまい、晴れている日なんかはよかったのですが、雨や台風の時などに通勤が大変でした。特に駅までの距離は地味にストレスでした。もう少し時間をかけて部屋を探せばよかったと思っています。

一人暮らしの必需品(これがあってよかった、これがなくて不便だったなど)

一人暮らし用の部屋だったらそんなに広くはないので、掃除機はいらないかもしれません。掃除機は音もしますので、時間帯によっては近所迷惑になるかもしれません。クイックルワイパーやほうき・ちりとりなどがあれば充分だと思います。逆に電気ケトルはカップラーメンやお茶を飲む時に、すぐにお湯が沸かせとても便利でした。後、女性の場合は遮光カーテンがあるといいと思います。カーテンが分厚いので、冷暖房の効きもよくなりますし、外に光が漏れないので、防犯面でも役に立ちました。

初めて一人暮らしをする人へのアドバイス(しなければいけない手続き、心構えなど)

体調を崩した時・何かトラブルがあったときは全て一人で対応しなければいけません。体調を崩した時のために、レトルトのおかゆや粉末のポカリ、風邪薬などを常備しておきましょう。思わぬトラブルも案外起きます。私は一度部屋のカギをなくしてしまったことがあります。仕事から帰ってきて、部屋の前でカギがないことに気付いたのです。幸いなことに、携帯にカギの修理業者の番号を登録しておいたので、すぐに業者を呼ぶことが出来ました。もし、番号を登録していなかったら、カギがなくて途方に暮れていたと思います。こんな時のために、業者や不動産屋、大家さんの連絡先はしっかりと登録しておいたほうがいいと思います。

大学生になって一人暮らしを始めたOさん

初めて一人暮らしをすることになった経緯

福島県のいわき市で育ったもので、此の田舎から都会へ出るまで外での暮らしや経験はまったくなかったので初めは正直不安でした。 一人リ暮らしをするようになったのは大学の入学がキッカケだったのですが、東京の六大学の一つである有名大学を受験したら合格の連絡を受けて、結局はこの大学へ入学することになったのです。場所は池袋の西口にある大学だったために、池袋の西口というか北口の方に、親戚の叔父さんの口利きで不動産屋の紹介で下宿先を紹介してもらったのです。下宿先は昔からの木造住宅で学生の下宿用として建てられたモノで、どちらかと言えばボロっちい建物であり、部屋も日当たりの悪い6畳の一間でしたが、値段的には都会の割には安かったのです。

一人暮らしをする物件を選んだ経緯(ここが良かった、ここがダメだった、こうすればよかったなど)

前述したように、駅近くの不動産屋の斡旋で紹介してもらった下宿先であり物件でも有ったのですが何しろ、昭和時代の建物で木造の2階建ての作りでしたが、入居するときは確か普通なら礼金とか敷金がいるようですが、建物がこんな状態でしたので、敷金だけが1つ分(1月分)ということで、大家さんも納得していたようです。下宿先は池袋の駅から歩いても10分もかからないところで、大学の通学は勿論、此方も歩いて行けるところで非常に便利なところではありました。其れに、生活するにも池袋という大都会の片隅だったので、普通の住民も昔から暮らしているところでもあり、今ではコンビニや小さなスーパー、其れに小規模ながらも商店街もあって、暮らしには困りませんでした。

ただ、この場所一つだけ難点が有って、池袋の西口から北口から先の方は所謂、東京でも代表的な盛り場であり、風俗街でも有ったのです。昼間はそれほどでもないが、夜になるとネオンが煌めいて怪しげな男性や厚化粧の女性たちが、歩行中の男どもを誘惑してくるのです。下宿先は直接風俗街には面していなく、住宅街ではありましたが、学校の帰りが遅くんリ、夜ともなると、何となく誘惑にかられるところでも有るのです。

一人暮らしの必需品(これがあってよかった、これがなくて不便だったなど)

良かった面は、自分では料理や調理などは余りしないのですが、玄関の隅の方に小さなキッチンが有ったのは大いに助かってます。ただ、お風呂がないのにはチョット残念でしたが、大家さんのお風呂に入ってもいい条件では有ったのですが、実際には使いにくし、どうしてもという時はちょっと遠いですがお金をかけても銭湯へ行っていました。4年間の生活で始めはテレビもなかったのですが、バイトや親から少々は小遣いも戴いて、生活用品などは少しずつ購入しましたね。

初めて一人暮らしをする人へのアドバイス(しなければいけない手続き、心構えなど)

大学生ともなれば完全な大人ですから、今までは親の扶養ということで自分としては公的な関係では何もしなかったのですが、やはり、遠く離れた都会ですと一人暮らしの場合は生活に必要な手続きは行うことになります。身分証明のようなものは学生証でよかったのですが、選挙の時に必要な住民票の役所(豊島区役所)への届け出、勿論、その前に実家の田舎からは転出証明書なども必要です。其れに、一応郵便物も来るので郵便物の配達のための住所の届け出、その他に光熱費などの公共料金は特別な手続きはしないで、下宿の6世帯の平均的な金額を大家さんから請求されていましたし、其れに、郵便局の口座の届け出などでした。 4年間の学生生活というのは、半永久的というのではなく短期間だったので、普通の生活とは異なって簡略化、省略可出来ることはそのままにして、何か問題が生じたらその時点で適切に処理すれば良いと考えていましたね。

人間関係がきっかけで一人暮らしを始めたBさん

初めて一人暮らしをすることになった経緯

私は実家で両親と兄の4人暮らしをしていたのですが、母が先に亡くなり、その4年後に父が他界し、兄と二人きりになってしまいました。私と兄の仲が悪く、一緒に暮らすのは無理だということで、私が実家を出ることになり、一人暮らしを始めることになりました。実家の家は兄が建てた家だったので、私がいる場所がなくなり、一人で暮らすことになりました。父が生きている頃は3人でなんとか暮らしていたのですが、兄との折り合いが悪く、父がいなくなってからはさらに折り合いが悪くなって、父が他界してから2ヶ月以内に引っ越しをすることになりました。

一人暮らしをする物件を選んだ経緯(ここが良かった、ここがダメだった、こうすればよかったなど)

兄との折り合いが悪く、マンションを借りることになったのですが、保証人がいなくて不動産屋さんを回ったのですが、やはり保証人がいないということで引越先がなかなか決まりませんでした。そこで保証人が必要ないURの賃貸マンションを借りることにしました。かなり家賃は高かったのですが、保証人が必要ないということで、URに決めました。3件ほど見たのですが、ちょうどいい部屋が見つかったのですぐに決めました。エアコンも付いていて、ウォシュレットも付いていて、広さも割とあってよかったのですが、収納場所があまりなくて、荷物が多い私には荷物を納めるところがありませんでした。仕方がないので、ベッドルームに衣装ケースを積み重ねて置いています。

一人暮らしの必需品(これがあってよかった、これがなくて不便だったなど)

家電は新しく買いました。冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、オーブンなどを買いました。引っ越す時に洗濯物干しの干竿を持ってくるのを忘れてしまって、ベランダに洗濯物を干せなくてちょっと不便です。洗濯物は部屋干しで干すようにしています。これがなくて困ったというのは物干し竿くらいで、他は買ったので揃っていると思います。一人暮らしをするようになっても、それほど不便を感じることはなく、逆に気軽でいいと思うようになりました。URの部屋でもウォシュレットが付いていないところが多いのですが、私の部屋にはウォシュレットが付いていてとても良かったです。エアコンも必要なので、あって良かったです。

初めて一人暮らしをする人へのアドバイス(しなければいけない手続き、心構えなど)

一人暮らしを始めるようになったら、運転免許証の住所の変更をしなければなりません。それに、今度は世帯主になるので、国民健康保険の住所の変更をする必要がありました。郵便局にも郵便物の転送の手続きをしなければなりません。主に住所変更の手続きが必要で、他にはそれほど大変なことはありませんでした。一人暮らしをするようになったら、部屋の掃除をこまめにするようにしなければ、部屋は散らかったままになってしまいます。整理整頓をする習慣をつけることが必要です。

就職のため一人暮らしを始めたSさん

初めて一人暮らしをすることになった経緯

高校卒業後、就職することになりました。就職先は実家から少し遠く車でいくと一時間以上かかってしまいます。最初は実家から通勤しておりましたが、毎日となると苦痛になってきました。朝起きるのもつらく、帰りも遅いので自分の時間や友達と遊ぶ時間も通勤で時間を削られてました。二ヶ月ほど通勤してましたが限界だと思い、一人暮らしを決意しました。

一人暮らしをする物件を選んだ経緯(ここが良かった、ここがダメだった、こうすればよかったなど)

まず一人暮らしをする物件探しですが、やはり会社から近いというところです。会社から10分ほどでつくぐらいの距離のマンションを探しました。後は家賃ができるだけ安くてきれいな場所でしたら文句はありませんでした。後車が少し大きいので駐車場ができるだけ大きいところというのも希望でした。せまいと車が入れにくいし、他の人に当てられても嫌だったので最初に家を見るより駐車場を見ました。ダメだったところは駐車場代が別ということでした。家賃と別に月6000円かかります。毎月となると実家と比べてもったいないなあと思いました。後友達が遊びにきても車を止めるところがないのはダメだと思いました。来客用の駐車場くらい用意してほしかったです。なかったので友達は近くのコンビニやスーパーで無断で止めて何度か張り紙を貼られたことがありました。

一人暮らしの必需品(これがあってよかった、これがなくて不便だったなど)

一人暮らしの必需品といえばレンジレンジポットです。冷蔵庫もそうですが、仕事が忙しくて簡単なものを食べようと思ったときに便利です。ポットはお湯がすぐにでる状態にしてましたのでよくカップラーメンをスーパーで買い込んで食べてました。後冷凍食品も安売りのときに買い込んでレンシレンジでチンして食べてました。仕事が忙しくなると一人暮らしだと中々ご飯が作れないときもありました。後乾燥機があればいいなあと思いました。帰りが遅くなると洗濯物が湿ってしまうのできれいに乾かず不便でした。

初めて一人暮らしをする人へのアドバイス(しなければいけない手続き、心構えなど)

住民票の変更手続きが必要になります。また前に住んでた家が実家なら住民票の手続きはしない人もいます。今回は住民票変更するということにします。後は免許証の住所変更も必要になります。警察にいき変更手続きが必要です。他には銀行口座の住所変更も必要になります。他には携帯電話の住所変更、これはドコモを使ってるならドコモショップで手続き可能です。一人暮らしのアドバイスとしてはきっちり自炊をすることです。外食ばかりでは体にも悪く栄養が偏ってしまいます。成人病の元になります。また自炊をすることで生活費も外食するよりお金が浮いてきます。今まで家族にばっかり頼っていた人は大変だと思いますが、一人暮らしする前に金銭的な計算や準備をきっちりして一人暮らしされたほうがいいかと思います。

一人暮らしの体験談から

一人暮らしの必需品はやっぱり人それぞれだなーと思いました。下宿の思い出など、今とはちょっと違う話も伺えて興味深かったです。URが保証人がいらないというのも初耳でした。

僕は大学生になっても自宅から通っていたし、就職しても実家にお世話になっていて、結婚するまで出ていかなかったので、一人暮らしの経験がありません。これから先一人暮らしするとなると、離婚するか、妻に先立たれるかという感じです。今思えば、若いうちにしておきたかったですね。

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